2020年2月9日超音波画像診断装置（エコー）初心者セミナー開催報告

2020年2月9日超音波観察装置 エコー初心者セミナー開催報告

開催

2020年2月9日(日)

講師

山本 幸治　先生

新年を迎え、早いもので1ヶ月が経過しました｡ 加えて世間では新型コロナウィルスのニュースが各局で毎日のように放送されるなど、不安の多い2020年のスタートとなりました｡ そのような中、今回も柔道整復師の先生方にお集まりいただき、エコー初心者セミナーを開催いたしました｡ 地域医療の一端を担っておられる先生方には、是非ともエコーをご活用いただき、当セミナーが先生方の地域医療におけるご活躍の一助となれることを願っております｡

さて、今回のセミナー講師を務めて頂きますのは、（一社）日本超音波骨軟組織学会(略称JSBM)の理事であり、また学会の認定講師としてご活躍されております、岐阜県の山本幸治 先生です｡　山本先生は岐阜県で接骨院を開業されている他、先生のご経歴に於いては、アメリカシカゴ　ナショナルカイロプラクティック大学（現ナショナル健康科学大学）にて短期留学をされ、日本では早稲田大学大学院　人間科学研究科（生命・医科学領域、スポーツ科学）を修了されるなど、勉学に非常に熱心な先生です｡

また、地元の岐阜県では、複数の高校野球部のサポートも行われている等、本業や学業、また学会活動の他でも非常に多忙な先生です｡

まず初めに、柔整師におけるエコーの必要性や活用例などを紹介いただきました｡ また、なぜエコーの活用に悩まれる方がいるかなどについて、ご自身のエコー導入のきっかけやタイミングなど事細かにお話し頂けるなど、受講された方々は熱心にそのお話を傾聴されておりました｡

後、今回のセミナーにおけるメイン観察部位である〝足関節〟より、｢ATFL：前距腓靭帯｣の観察法からスタートしました｡ 健常例から症例まで紹介いただき、また、どのようにエコーで観察をし、どのような状態になっていたら損傷とみなすか等、事細かに講義いただき、講義後には実際の描出法としてデモンストレーションをして頂きました｡

数多くの症例をご紹介いただいた後、今度は実際にどのように描出するか等として、山本先生によるデモンストレーションを行って頂きました｡ 質疑を交えながらのデモンストレーションは、参加された先生方にとって非常に有意義なものであったと思います｡ また､受講者の方へのハンズオンもして頂けるなど、非常に内容の濃いセミナーとなりました｡

今期の開催はこれで終了となり、次回は、4月12日に開催いたします｡
内容は観察部位を『 下肢 』として実施いたします｡ 超音波の有用性の他、実際の活用例、またプローブの持ち方など、正にこれから導入されようとされる方に向けた分かりやすい内容で実施いたします｡ もちろん、弊社でエコーをご購入された方でも、使い方の見直しの他、他院での活用例、描出法などを習得するために参加いただいても問題ございません｡
※他社で購入されたエコーをご使用の方のご参加は、恐れ入りますがご参加をご遠慮いただいております

なお､ 講師には、日本超音波骨軟組織学会の理事であり、また学会の認定講師でもある矢島勇 先生をお招きしております｡ 矢島先生は埼玉県熊谷市で接骨院を開業されている傍ら、一般社団法人日本超音波骨軟組織学会(略称JSBM)では、学会理事ならびに学会認定講師として広くご活躍されている先生です｡

2018年1月には、上記の学会より出版されました｢入門 運動器の超音波観察法　実技編 ～プローブ走査を中心に～｣に於いて｢膝関節」の執筆を担う等、とても研究熱心な先生でもあります｡
是非この機会に、多くのセミナーでもご講義をされている矢島勇先生のセミナーに参加してみてください｡

ご来場者様によるご感想

いただいたご感想の中から一部のみご紹介させて頂きます。

• 勤務先はＳＳＢさんのエコーを使っていますが、独立したら個人的に買いに来ます。
• ケーススタディを多く見られ、良かった。さらにより多くの症例を見たいと思う。
  基本的なことが理解できてよかった。
• 大変分かりやすく助かりました。野球肘、肩に詳しく助かりました。
• 操作が難しそうだが、必要を感じた。

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